保育者、先生、保護者に向けた、生きづらさを抱えたお子さんに関する書籍です
本書での生きづらさとは、下記のように定義されています
主に発達「障がい」やその周辺の子ども達について
『生きづらさを抱えた子の本当の発達支援─コミュニケーションと自己コントロール編』成沢真介著/㈱風鳴舎
コミュニケーションや関わり方、感覚の交通整理などの面からの”生きづらさ”を考えました。
著者は療育の現場に30年携わられた成沢真介先生
本書の著者成沢先生は、長年療育の現場に携わられた先生です。
保護者や先生などに向けた発達障害、自閉症などについての実用書本だけでなく、
お子さんに向けた、発達障害、自閉症の内容の絵本も書かれていらっしゃいます。
原稿やイラストの指示、伝言のやりとりをさせて頂きましたが、とても実直で明るい雰囲気がひしひしと伝わってくる方です。(機会があれば是非お会いしたいです)
本書は、そんな先生が、今までの集大成としてノウハウをまとめてくださった内容です。
通常のお子さんの子育てにも役立つノウハウが満載
題名に”生きづらさを抱えた子の”と入っているので、支援が必要なお子さん向けの内容のように見えますが、私は全てのお子さんの子育てに通ずる内容だと思います。
現在私は6歳長女、2歳次女を育てています。
二人とも(当たり前ですが)自分とは違う人間で、好きな物や考え方、見えている世界が違います。
日々「どうして○○してくれないの?!」「どうして親の思い通りに動いてくれないの?!」と、怒ってしまう事ばかりです。
そんな時の”どうして?!”の解説から、“どうすれば良いのか”の対処法が、具体的な方法で載っているのが本書なのです。
先生曰く、
この本はレシピ本のように見えながら何でもよく切れる一本のナイフ、深い森で道に迷わないための羅針盤のような本
『生きづらさを抱えた子の本当の発達支援─コミュニケーションと自己コントロール編』成沢真介著/㈱風鳴舎
と仰っています。
本書の内容を実践すれば100%対処できる、・・・訳ではありませんが、本書の内容を実践し、上手くいかなければ手を加えてまた実践、そしてどんどん良くなっていく✨・・・その礎となる内容なんです。
また、「優しい気持ちを持って~」「子どもは天使です」「頑張りましょう」といったイメージや気持ち的に解決するのではなく、具体的な方法を提示してくれている、というのが私的に非常にオススメするポイントです。
イラストは”伝わりやすく”を心掛けました
イラストは、全てIllustretor CCにて制作しました。
著者成沢先生からの原稿とイラスト指示を拝読し、それらをかみ砕き「どうすれば読者に分かりやすく伝わるだろうか?」を一番に考え、ラフをご提案させて頂きました。
中には、イラスト指示から少し外れてしまったかな?💦といったものもありましたが、快くOK頂きました。(勿論、違う時はNOと云ってくださいました)
成沢先生が非常にお忙しい中、私の自由に描かせて頂き、そちらをチェック・修正して頂いたこと、とても感謝しております。
「このページは自分が想像していた以上にとても分かりやすいイラストです」というコメントを頂いた時はとても嬉しかったです。
最後に、私信になってしまいますが感謝の言葉を述べさせてください。
著者の成沢先生、自由に描かせて頂きありがとうございました。一人の親としても学ぶべきことが沢山あるご本でした。
ご担当の青田様、初めてお電話頂いた時から、とてもこちらを気遣ってくださる明るく優しい印象を受けました。最後まで励まし、支えてくださり、ありがとうございます。
お二方とも、また、直接のやり取りはございませんが、DTPデザイナー様、その他ご関係者様、この度はどうもありがとうございました。素晴らしい本のお手伝いが出来て大変誇らしいです。
本書の制作に携わった人間としてだけでなく、一読者としても本当に!非常に!オススメの一冊なのです!
是非お手にとって頂き、みなさまの”対お子さん技術”に役立ててください!
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